ドローイング展「ヘイガンさんの備忘録」は、ある人物のノートを解体したようなイメージで制作しました。
今回本屋さんでの展示ということで、書物の原型をテーマにし、ノートに書き綴ったような形で作品を並べています。
ノートに書き記すものは、本人以外の誰かにとってはとりとめのないことですが
そこには1人の人間が確かに生きていたことの証が残っています。
名もない人間が残したもの、何を考え何を見て生き、そして死んでいったのか。
いつかは消えゆく記憶であっても、その一瞬は永遠であると思うのです。
展示は2月いっぱい開催しております。
お楽しみいただけると幸いです。